搾乳機械

ロボット牛舎

 アラトデイリーファームでは「牛も快適、人も快適」を目指した酪農業を行うために、様々な取組を行っています。例えば、「スタッフ全員が全ての仕事を行えるようにする体制づくり」や「動線を意識した牛舎レイアウト」などがあります。中でも「ロボットの導入」は作業負担を減らすだけでなく、牛の健康を保つことにも貢献しています。これらの取組により、240頭にも及ぶ搾乳作業を2時間30分で完了することができるようになりました。このような効率化は牧場の収益性だけではなく、完全週休二日制を導入するなどスタッフのプライベートの充実にもメリットがもたらされています。

牛舎空撮

ロボット牛舎とは

アラトデイリーファームで導入している最新鋭のロボットは、作業を自動化し負担を減らすだけの目的ではありません。ロボットを通して個々の牛や生乳の状態を把握することができ、携帯端末で牛舎のどこにいてもその情報を確認・共有することができます。健康状態に問題があれば獣医とデータを共有し、迅速に的確な対処を行うことも可能です。

ロボット牛舎ができるまで

搾乳ロボットVMS™V300

アラトデイリーファームの新牛舎での搾乳作業には最新鋭の搾乳ロボットを使用しています。全自動で搾乳が行えるだけでなく、人の動きのように滑らかで自然な搾乳が行えるため、牛に不快感を与えることがありません。またロボットの稼働状況や搾乳同の統計を数値化することもできるので効率的な酪農を行うことが可能です。

搾乳ロボット
machine

アクティビティメーターシステム

アラトデイリーファームで飼育している牛にはそれぞれタグが掛けられており、すべての牛の個体を識別したり活動量をモニタリングすることができます。軽量かつコンパクトなネックバンドなため牛にストレスを与えることなくデータを収集できます。また発情に関わるアクティビティや牛の活動量が低下した際は、フラグや警告を発して通知されます。

cow
タグ

サイクロン扇風機

牛舎上部には複数のサイクロン扇風機が設置されています。この扇風機によって牛舎内部に大きな風を形成し、牛たちを夏の暑さから守るだけでなく、牛床の乾燥時間の短縮や、換気、虫の防除などを行っています。

牛舎
牛

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